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教室の沿革
笹川三男三講師
教室の沿革
皮膚科泌尿器科学教室としての歴史は、大正9(1920)年6月16日、当時未だ未完成の病院外来において、講師笹川三男三みおぞう(当時東京慈恵会医院医学校皮膚科学講座初代教授)および助手8名が初会合を開いたときに始まった。診療開始は同年8月3日であり、当日の新患者数はわずか2名にすぎなかったという記録が残っている。皮膚科学の開講は、大正10年4月で、講師笹川三男三がその任にあたったが翌11年に初代教授笹川正男を迎えた。
以来、長い歴史をともに歩んできた皮膚科泌尿器科学教室は、昭和38(1963)年4月1日を期して分離し、それぞれ独立した教室として再発足し、現在に至っている。ここでは旧教室の皮膚科担当教授の初代教授笹川から、現在の第5代教授天谷雅行までの教室の活動を中心に振り返ってみることにした。